無限の流れにいる方法~by アルベルト・ヴィロルド
2020年5月4日
このメッセージが完璧なタイミングで必要な人のもとに届けられますように.。・:*:・゚`☆
「私は私の息。ただそれだけ」の呼吸法と共に、無限の流れの中にいる事を維持する為のもう一つの実践法は、「許す」という行為です。
自分を過去に傷つけた人々に対して、「許す」心を練習してみて下さい。 なぜなら、その心の痛みを持ち続けている事で無限の流れの中にいない事になってしまうからです。
許し、その感情を手放していないと開いた傷口がまだ塞がっていない状態、ヒーリングが施されていないまま生きている事になります。自分を自分で傷つけた。あるいは他人に傷つけられた。それを許した瞬間、また無限の流れの中に戻る事ができます。
5日前あるいは5年前に起きた事に縛られていない、また自由な解放された自分を取り戻す事ができます。もうお母さんに対して怒りを持たなくなります。離婚した相手にももう怒りを持たなくなります。55歳にもなって、まだ母親あるいは父親の事が許せないと思っている人に出会うと、とても悲しくなります。まだ、昔の記憶にしがみついていて、自由な流れの中にいません。縛られています。
許す行為の実践法は、あなたを傷つけた過去のすべての人達に対して、順番に許していく事です。
自分で自分を傷つけた記憶があれば、自分に対しても許してあげて下さい。
そして、許す事が出来て、本来の自然の流れの中に戻ったなら、次のステップで相手に感謝を送って下さい。たとえどんなに苦しい酷い体験だったとしても「学びを下さり、ありがとうございました。」と言います。「もう二度と同じ体験はしたくないけれど、この体験に感謝します。ありがとう。」と言います。心から思えたら、また無限の流れの中に戻れます。
今許す事が出来たら、来世でまた同じ人と結婚する必要がなくなります。また家族として生まれ変わる必要がなくなります。あるいは、今世でも、また出会わない様にしたいわけです。同じ様な人とまた出会って、また結婚して、また同じ事を繰り返してしまわない様にする為です。
自分にとってもミステリアスな存在になって下さい。朝起きて「今日の私は誰?」と新しい発見が出来る様になりたいのです。前の日に書いた日記の続きではなく、全く白紙で毎日を新しく始めます。それは、無限の流れの中にいる事で可能になります。それは宇宙的流れです。スピリットの流れです。時の始まりからずっと流れて来た無限の中です。貴方がこの宇宙のタネとして生まれた瞬間からの流れです。肉体を持つ胎児としてではなく、宇宙のタネとして創造主が思考として貴方を生んだ瞬間からです。そこから幾度も生まれ変わって来ています。なんども色々な体に入れ替わり、名前も付いては無くし、アイデンティティも付いては無くなり、また新しいものを獲得して来ました。
その永遠に続く無限の中にいる事に気づいた時に、自分がスピリットであると気づいた時に、アドベンチャーの旅の中にいる事に気づきます。そして、「Yes! 私はここにいて、冒険しに来たんだ!」と自覚します。10歳の時に起きた問題を癒す為に来たのではない事に気づきます。素晴らしいアドベンチャーを体験しに来たのだった!と気づきます。(笑)
- 次はどんな山を登ろうか?
- 次はどんな事にチャレンジしようか?
- どんな事で成功しようか?
- 居心地の良い安泰な道ではなく、自分の成長の為に乗り越えるチャレンジを求めます。
- どうやって社会に貢献して行くのが自分にとってベストか?
この様な自問を持つと
- 一番ベストな就職先はどこ?ではなく、世界の為になるには、どんな仕事をしたら良いか?という様に考え始めます。美しさ、ヒーリング、ミステリー、アドベンチャーを創造できる様な仕事になります。このもの凄い世の中という現実の中に、スピリットとして参加できる様になります。
人生は、まさに川の流れの様です。波があって、時には深く川底に潜り、一時期姿が見えない時もあり、そこからまた上に上昇して来ます。渓谷を探検したり、他の魚や藻や微生物と出会ったり、恋をして、また離れて一人になったりします。そして、また新しい自分と出会い、最後は海に帰っていきます。
でも自分は、川の流れの中にいるのではなく。川自体でもある事も忘れてはいけません。雨の雫でもあります。最後は皆、源に回帰していきます。
私の好きな名言の一つは、有名なOSHOが言った言葉ですが、「よく同じ川を二度渡る事はないと言う人がいますが、本当は川を渡る事は一度もない」と言いました。なぜなら、貴方が川そのものだからです。貴方が雨の雫そのものだからです。
人間としての寿命の中だけで人生を見るのではなく、宇宙のスケールの寿命でみる事です。宇宙は銀河をいくつも創り、星々もどんどん創っています。太陽が爆発したり、また再生されたりしています。その流れの中にいる事に気づく事です。
その流れの中では、物質的なものは必ず、一度枯れて無くなり、また再生しています。花も季節に咲き、枯れて消え、また翌年再生します。そこには美しさがあります。貴方も枯れていつか居なくなり、また形を変えて再生します。
だから、幼少期の体験にしがみつく必要はないのです。私もあるアルベルトでは無くなりますが、命、人生は続いていきます。人生は無限なのです。今の名前を失い、今の歴史を失い、今の業績、勝利、達成した事、失敗した事を失っても、ずっと存続していきます。
ここで、目を閉じて深呼吸してみましょう。
そして、呼吸の間、吸う息と吐く息の間で数秒息を止めて、その時間の流れから外れた無限を体感してみて下さい。
「私は私の息。ただそれだけ」「私は私の息。ただそれだけ」と数回唱えてみて下さい。
1分ほどやってみましょう。
ある時、私はメディスン・ウーマンとその夫と一緒にジャンルの河岸を歩いていて、少し開けた場所に来ました。彼らは私に「アルベルト、私達の少し前を歩いて行きなさい。何が起きるか感じて。」と言いました。
私は最初の一歩を踏み出し、レインフォレストへと入って行きました。森は色々な歌声で満たされていました。オウム達が鳴いて、サル達が声をかけ合い、他の鳥達もみんな歌を歌っていました。三歩歩いた頃に、全ての音が消え静けさが広がりました。私の数歩後ろを歩いていたメディスン・ウーマンが近づいて来て、こう言いました。「みんな、お前が(エデンの)園から追い出された者だという事を知っているんだ。だから歌がなくなったのさ。楽園から追放された事をみんな知っているんだ。神ともう話が出来なくなくなってしまっている。」
こんなことは有り得ないと私は思いました。先ほど通って来た道の途中で二人のシピボ族の女性がボア蛇を焼いていました。その女性達は蛇の脂肪を空き缶の中に貯めているのを知っていたので、私はそこまで戻りそれを少しもらえないかと聞きました。動物達は私が今朝使ったデオドラントや歯磨き粉の匂いを嗅ぎつけたに違いないと思ったので、洋服を脱いでその蛇の油を体中に塗りまくりました。これで蛇が森を這っていると思わせる事が出来れば大丈夫だと思いました。そのまま又ジャングルに入り、最初の一歩はアマゾンの音楽がレインフォレストに鳴り響いていました。三歩目に又完全な静けが訪れました。
それから何年も経ち、ようやく私は不視可の修行を習得し、ジャングルの中を歩いても園の一部であると認識される様になりました。大自然と対話が出来る存在になりました。透明な存在になる事。それは「私」という投影を取り去り、静寂の修練により得る事ができます。
「私は私の息。ただそれだけ」本当に、そうなれた時に森は貴方を受けいれてくれます。自然界とつながり、一つになれます。
永久的ではない今を最大限に楽しみ、人生の美しさに気づきましょう。
by アルベルト・ヴィロルド
「無限の流れにいる方法」
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