人間関係の難しさ
2015年8月28日
父の49日の法要も無事に終わり昨日日本よりここタイへと戻ってまいりました。
日本滞在中にめでたく就職が決まった姪っ子のお祝いをするために一緒に買い物に出かけたり、たまにしか会えない従兄妹と食事に行ったりと忙しくも充実した日々を送ることが出来ました。
父亡き後、あらためて兄やその家族、親戚との交流を通して血のつながりの大切さなどを確認した日々でもありました。実家の古い写真を1枚1枚たどりながら積み上げてきた時間の流れに身を漂わせ懐かしい思いにも浸ることが出来、これから残された時間もあとで光り輝いていたと感じられるよう生きていこうと思うことも出来ました。
前回人間関係の難しさという題でFBの方にも投稿しましたところリーチの数がいつもの倍以上と言う過去最高の数字を記録しあらてめて人間関係について感心を持つかたや悩んでいらっしゃるかたが多いのではと認識したしだいです。
前回は自分も少し感情的になっていた部分もありあとで読んでちょっといろいろと考えてしまうところもありましたが、今回のことでわかったことは自分は人から傷つけられることや批判されることについてものすごく恐れをいだいているんだなということでした。
人から肯定されたいがためについ良い人を演じてしまう自分がいたりと、この良い人にならなければという強迫観念にはずいぶんと長いこと苦しめられてきたような気がします。
でも良い人になるというのは、本当にその人の為というより良い人である自分を認めてもらいたいと言う自己承認への欲求のほうが強かったりして、本当にその人のためと言うより自分のための行為であったりします。されたほうは敏感にそこに愛があるかどうか感じるので愛がなければ感謝の気持ちが持てません。
そうするとしたほうの自分はなんでこんなに自分を犠牲にしてまでいろんなことをしてあげているのに相手は感謝をしないんだと怒りの気持ちにかられてしまいます。
良い人に思われたいという自己認証を外に求め続けているかぎり人はいつまでも満たされることのない自己への否定感や不安感をかかえつづけていかなくてはならないのではないかと思います。
自分が最初に言った人から傷つけられることや批判されることに対しての恐れについて先日からずっといろいろと考えてみました。
そこでこの恐れの反対にあるものはなんだろうと考えてみたところ人からの傷つけられることや批判を感じなくなるには自分への自信や自尊心がとても大切なことだと感じました。
人はついまず他者を意識してしまいがちですがまず自分の気持ちを一番大切にしていくことが自信や自尊心を養っていくことになるのではないかと思います。
本当はやりたくないのに頼まれてやることや、行きたくないのに断ったらどう思われるかとか生きていく場面でこうしたことはたくさんあることと思います。
自分の一番の理解者と味方は自分であると思います。
つらい思いをたくさんしたかたこそまず自分を一番幸せにしてあげようと思っていただきたいと思います。自分を幸せに出来るのは自分でしかないと気づくこと。。
自分は思い切り幸せになるべき存在でだれからも傷つけられるべきではないと思います。
前回はすこしきつく人の批判をする人や悪口を言う人のことを話しましたが、
人間関係のなかのガス抜きという範囲で人の批判や悪口を言ってしまうことは
善悪を論じる話のなかに入れても全然よいと思います。
ただあきらかに人を傷つける意思を持って行われることはその以前の問題であると思います。
もし自分の愛する子供が学校で、伴侶であるご主人が職場でこころない執拗ないじめに傷つき毎日を苦しみながら生きていたらその立場を思いやり皆さんも同じようにこころを痛められることと思います。
なぜここまでこの問題に関してお話をするかと言いますと、先日友人の知り合いの方がここバンコクでネットでのこころない中傷に大変苦しんでいるという話を聞いたことによります。
友人いわくそのかたは人柄も穏やかで友人の主催するボランティア活動にもとても真摯に取り組んでいらっしゃったそうです。
そんな彼女の個人を特定できる画像を加工してありもしない批判、中傷などをネット上に誰かが公開するようなことがあったそうです。それもそれは個人と言うよりはある集団による行為であると考えられるようなものだったそうです。その方はご主人とともに友人の前で涙されていたそうです。。
戦争もどんな美辞零句理由をつけても犠牲になるのは一番弱い人達であると思います。いじめも同じでどんな理由をつけても許されるべきではないと思います。
すべては人が意思を持って他者を傷つけるという行為から始まると思います。
多くの方はそんなこととはまったく関係ない善良なかたがたであると思います。もし近くに心傷つき悲しんでいるかたがいらっしゃったらどうぞそっとそばによりそってあげていただきたいと思います。
同じ経験をしたかたならおわかりになると思いますが、人はつらく悲しいとき、その問題を解決してもらったりするより、なにも言わずそっとそばに寄り添ってもらえるだけで強く乗り越えていけるからです。
自分は今でも人から傷つけられるたり批判されることを恐れていると思いますが自分は自分のままでいいんだという自尊心も同時に養っていきたいと思います。
いろんなことを感じることができるゆえ人はどんどんと感性も豊かになっていくものであると思います。心を閉じてなにも感じようとしなければだんだんと感性も小さくなり人生への喜怒哀楽も感じられなくなっていってしまうと思います。
こうしていろんなことに悩む自分をこれからも励ましていきたいと思います。
最後に。。自分は小心者です、悪意を持って人を傷つけるような人は嫌いで怖いです!どうぞそんな人は近くに来ないでください!!(笑)
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