不安な気持ちを包み込む、ゾイサイト

高いスピリチュアルのパワーが宿っていると伝えられており、癒しの作用が期待されている「ゾイサイト」。オーストリアの自然学者ツァイス（Zois）氏にちなんで名付けられたと伝えられています。ゾイサイトの中にピンク色のルビーが含まれているものは、特にルビー・イン・ゾイサイトと呼ばれます。 ゾイサイトは、グリーンのバイブレーションが不安な気持ちを包み込んでくれることで、落ち着きを取り戻すためのお守り石として使われてきました。さびしいとき、心細いときなどに身に着けることで、心を和ませて安心感をもたらしてくれるといわれています。

コミュニケーションを促す、ゾイサイト

本心をさらけ出せる強さが身に付くことで、心を開いてどんな人とでも上手に意思疎通できるようになるお手伝いをしてくれる「ゾイサイト」。協調性が高まることで、人とのコミュニケーションを促したり、人見知りを克服することに期待が寄せられています。 上司や部下など、仕事上の人間関係に悩んでいたり、なかなか腹を割って話せる友人がいないという方におすすめ。人と人とのコミュニケーションを円滑にして、ココロとカラダに調和をもたらしてくれることが期待されています。

緑色だけではないゾイサイトの仲間たち

ゾイサイトは、緑廉石（りょくれんせき）をあらわすグループの総称。含まれる鉱物によって発色が異なり、それぞれ違った名前を持っています。一般的にゾイサイトとして知られているのが、緑色のアニョライト。産地であるタンザニアの現地民、マサイ族の言葉“緑”（anyoli）から名づけられています。このアニョライトにピンク色のルビーが混ざって採掘されると、ルビー・イン・ゾイサイトと呼ばれます。 他にもマンガンを含んでピンク色になったチューライトやバナジウムを含んでいる青色のタンザナイトなど、さまざまな色合いが存在しています。

ゾイサイトの原産国