疲れを癒し、心を安定させる、モスアゲート

人をリラックスさせる働きが備わっているといわれており、癒しの石として安らぎを得たいときによく用いられる「モスアゲート」。メノウの中に緑や赤、黒の内包物が含まれており、それらが苔（モス）のように見えることから、その名がつきました。もともとは、農耕民族が豊作と平和を願って祀られていたと伝えられています。 モスアゲートは、感情的になりがちなとき、独りよがりな考えを改めたい時に身に着けることで、素直さ、思いやりの心を引き出してくれることが期待されています。苔のような見た目が森林浴をイメージさせることから、疲れを癒し、心を安定させるお守りとしておすすめです。

豊かさを引き寄せる、モスアゲート

天然のグリーンから、古くは“農業の守り神”として、人々に大切にされてきた「モスアゲート」。そこから意味合いが転じて、現在では富や平和をもたらすことに期待が寄せられています。 モスアゲートは、豊かさを引き寄せることで、新しいことを始める際に勇気と行動力をもたらしてくれると伝えられており、生きることの素晴らしさを感じさせてくれます。また、心の底にある恐れやストレスを追い出して、ポジティブシンキングへと変えていきます。含まれる鉱物によって、様々な表情を見せることから、一つとして同じものが存在していないレア感も人気の秘密です。

メノウ（アゲート）には仲間がいっぱい

仏典の七宝の一つとされるメノウ（瑪瑙・アゲート）。名前の由来は、石の外観が馬の脳に似ていたことと伝えられています。天然メノウは、赤や黒や白など、さまざまな色が存在していますが、染まりやすい性質を持っていることから、染色されたものも数多く出回っています。 本来、メノウと呼ばれるものは縞模様があり、模様のないカルセドニーと区別されていたのですが、近年は模様のない単色のものもメノウと呼ばれるようになりました。モスアゲートの他、別名赤メノウといわれるカーネリアンやサードオニキス、天眼石やボツワナアゲート、ブルーレースアゲートも同じメノウの仲間とされています。

モスアゲートの原産国